触るグリフ「日本語の仮名と短文と漢字」シート

 

ディスレクシア(発達性読み書き障害)の勉強法

触るグリフは、立体化凸パターン文字に「視ながら手で触れて,音読する」触読プログラムです。教材を利用してご自宅でも実施できます。「字形の記憶」「文字と音との連合記憶」「単語の一纏め記憶」の順に記憶形成します。「読み」に対しては流暢性と自動化を促し、「書字」に対しては文字の記憶定着を促します。


 

標準タイプの触読版シート  (13800円,税込み)

 

 

標準タイプの触読版シートです。小学2年生までに習うすべての文字と仮名が入っています。ディスレクシアを含めた、様々な文字の読み書きの問題に利用できます。特にディスレクシアを原因とする「文字を読むと疲れる」「文字がスムーズに読めない」「漢字やカタカナが覚えられない」といった問題の改善に有効です。


 

小学1年生レベルの触読版シート (13800円,税込)

 

小学1年生で習う「平仮名」「カタカナ」「漢字」で構成されたシートです。文字の読み書きの土台部分をきっちり定着される事に向いています。仮名レベルや基礎漢字レベルでの読み書きの問題などを抱えるお子様にも最適です。「標準版」から小学2年生で習う漢字シートを減らしてカタカナ単語のシートを増やしています。


 

 

読みの自動化と流暢性を促す触読版シート(継続教材)

 

触るグリフ「日本語の仮名と漢字と短文シート(標準版)」と「小学1年生版シート」の継続教材として「読み」に特化した触るグリフを開発しました。標準版・小学1年生版シートで読みの改善が見られたお子様に最適な教材かと思います。読みがスムーズでなかったり、読むと疲れるお子さんに最適です。

 


 

小2~小6の漢字を中心とした触るグリフ |(継続教材)

 

触るグリフ 日本語シート(標準版)と日本語シート(小学生版)の継続教材として、漢字を中心とした触読版シートがあります。(小学2年~3年3年~4年4年単体5年~6年)というセットで販売しています。短文レベルで漢字の「意味」と大まかな「外形輪郭」を学んだ後に、大きめの漢字のカタチと構造を触読学習します。効率よく、漢字を覚えることが出来ます。

 

 


 

日本語シートの利用対象者

 

 

利用対象者 読み書きの問題 (児童) 読み書きの問題 (大人) 一般児童・成人
文章がスムーズに読めない
文章を読むと疲れる(易疲労性)
漢字やカタカナが覚えられない
書字が崩れる

日本語の仮名(ひらがな・カタカナ)・漢字の読みに問題を抱える方、また漢字が覚えられない方などに向いています。ディスレクシア以外で読み書きの問題を抱える方にも利用できます。

【触るグリフ利用の参考になる解説記事】子供のディスレクシア」「大人の軽度ディスレクシア」「ディスレクシアの漢字学習」などをご参考にしてください。

 

実施の流れについて

 

ディスレクシア(発達性読み書き障害)を含めた読み書きの課題は「読み」と「書き」のどちらも苦手な場合や、「読み」は比較的保たれているけど、カタカナや漢字の定着に課題がある「書字」を中心とした問題など、様々なパターンがあります。

基本シート以降は、その子の特性に合う触るグリフを選んで実施する流れになります。(ただし「書字」のみ困難に見えても、検査すると「読み」にも課題がある場合は多いです

 

 

購入前・購入後の電話相談サポート(無料)

 

 

触るグリフでは、購入前のご相談から購入後のご自宅での利用までをサポートするために、言語聴覚士の宮﨑が「お電話(オンライン)」で無料の利用相談や学習相談を受け付けています。

自宅での利用に不安がある方や、分からないことがある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。購入後も引き続き電話相談でサポートさせていただきます。

 

お電話でのご相談

 

 

メールフォームでのご相談

利用前の相談内容

 

触るグリフの利用相談を受け付けています。主宰言語聴覚士 宮崎が対応します。お気軽にご相談ください。

 

・読み書き障害の相談

・利用の適用になるか知りたい

・使い方や効果を知りたい

・クリニックや教室に導入したい

・研究などで利用したい

・取材のお申し込み

 

 

製品に原理と知的財産権について

触るグリフは文字のカタチを「見ながら触れる」触覚−視覚間の認知的統合を利用しています。より文字形状の触覚認識を促す為に改良を重ねて「文字綴り学習法,文字綴り学習技」として正式に特許庁に認められています。

 

製品の原理メカニズム

触覚-視覚情報の脳内統合モデル (Nishino,2008)

 

手で触れて確かめる「触覚情報」は、目で見る「視覚情報」と脳内で統合されることが分かっています。触覚と視覚は同じ3次元形状を扱うため共通神経基盤を持つからです。

視覚は一度に多くの情報を素早く認識できますが、頭の中での処理負担が大きく脆い性質があります。その一方で触覚は、手で触れることで、手掌面の刺激時間変化を利用して、具体的に確かめる事ができます。立体文字に「見ながら触れる」ことで、文字のカタチや綴りのパターンのイメージ記憶を精緻化を促します。

 

技術特許 (特許庁)

触るグリフは特に手指で触れて文字を読みやすいように素材から凸部の形状や配置パターン、サイズ(高さ×幅)に至るまで、様々なを技術的工夫が施されています。ただ文字を盛り上げているだけではなく、触読学習に特化した教材になります。

触るグリフは「特許」「実用新案」「商標」の複数の知的財産権から成り立つ触読学習教材です。製品の商用利用から模倣販売や類似品輸入などご遠慮ください。詳しくは「知的財産について」のページをご参照ください。

 

加熱式凸パターン立体文字

触るグリフは認知学習用に開発された『触読版シート』になります。分厚い特殊な用紙に炭素成分を含むインクを噴射して、それを高音で焼いて隆起させています。紙で出来ていますが、分厚くて丈夫で、とても長持ちします。

 

メディア掲載,講演一覧

触るグリフの、メディアや講演会などでの取材・発表事例になります。いくつか代表的なものをピックアップしてリンクしています。ご参考にして頂ければ幸いです。

 

触るグリフ利用体験談(Twitter)

触るグリフは個人零細で開発販売しているため、広告宣伝費を一切使っていません。SNSを含めた口コミや広まっています。Twitterに投稿された触るグリフの利用体験談の一部を集めてみたので、参考にしてください。

 

 

製品の使い方

 

日本語シートの使い方(旧バージョンですので、説明書をご確認ください)

難しく感じるかもしれませんが「見ながら触れて,音読する」、開始前,2週間毎にスマホ撮影で「音読や書字」の評価を行う。というシンプルな使い方になります。日本語シート(利用説明書)

 

実施の様子(旧バージョンの触るグリフになります)

奥様撮影で、ご本人がYou Tubeにアップされていたので、動画を利用させていただいています。※動画に出てくるのは、初期の触るグリフですので、現在のタイプとは異なります。

 

ミチムラ式絵カードと組み合わせると、漢字学習効果は増します

聴覚口唱法であるミチムラ式絵カードと、触知覚学習法である触るグリフを組み合わせると、より強固かつ精緻な漢字の記憶形成が可能です。ミチムラ式と触るグリフを組み合わせた漢字学習法について 

 

 

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