触るグリフの「触れ方」について

 

この動画では触るグリフの「触れ方」について解説しています。

重要なのは「文字の形,単語の綴り」をゆっくりと確かめながら読むことです。これさえ出来ていれば、全く問題ありません。細かい点の指摘は、お子様のモチベーションを削ぐことにもなりますので、大まかにでも正しければオッケーとしてください。

 

【基本的な触れ方】

・視ながら触れて音読する(開眼触読)

・ゆっくりと文字のカタチを確かめながら触読する

・指先ではなく、指の腹で触れる

・短文は単語を一纏めに読むことを少しだけ意識する

 

さらに、記憶の定着と増強を促す場合は、以下の2つの方法が有効です。

視ながら触れた直後に、目を閉じて文字のカタチを強く思い浮かべます。意識的に想起することで、文字の「平面形状イメージ」を促します。さらに指文字での「空書」を行うことで、文字の平面形状イメージを、書字運動イメージで補強してアシストすることが出来ます。

 

【追加での方法】

・視ながら触れた直後に、目を閉じて触れてみる(閉眼触読)

・視ながら触れた直後に目を閉じてカタチを思い浮かべる(閉眼想起)

・触れた文字を指文字で1回だけ書いてみる(空書)

 

【追加での方法】については、毎回触れた後に思い浮かべたり、指文字で書くのはお子様の負担にもなるので、基本的な触れ方が出来ていれば、強制する必要はありません。お子様のモチベーションを第一に実施していただければと思います。

 

早く、粗雑に触読してしまう場合の対処法について

 

 

ADHDなどの特性を持つお子様の場合は、どうしても文字をゆっくり触読することが難しくて、早く粗雑に触れてしまう傾向が多いです。その場合は「見ながら触れて音読する」後に「目を閉じてカタチを確かめる」というプロセスを介在させることで、スピードを抑制することができるかと思います。

また、視ながら触れての音読は「見る、触れる、読む」という3つの認知処理を同時にするので、お子様によっては、負担が大きい場合もあります。 その場合は、親御様や先生などが、代わりに「読み上げて」、お子様には触れる事に専念していただくのも良いかと思います。

 

 

サワルグリフ代表、言語聴覚士 宮崎圭佑

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