触るグリフの個別指導プログラム

 

 

触るグリフはご自宅で実施可能な教材プログラムです。

読み書きの専門家が少ない現状で、各家庭で機能改善的なトレーニングを行う為に開発しました。触読版を「見ながら触れて音読」するだけで進められる取り組みやすい仕様になっています。

その一方で、中には定期的な評価しながら継続する事が難しいご家庭や、お子様の発達特性との相性、モチベーションの問題も考えられます。

これらの触るグリフ実施に関するご家庭の課題をサポートする為に(株)宮﨑言語療法室では、言語聴覚士(宮﨑)の下で評価・指導しながら触るグリフを進めていく指導プログラムを提供しています。

 

オンライン(Zoom)でも実施可能です。

指導プログラムは対面(京都)でもオンライン(Zoom)でも選択可能です。遠方の方もご利用できます。

月額費用は8500円、1か月1回の評価と指導で触るグリフの教材(3カ月)を一通り終えるまでサポートさせていただきます(希望すれば継続も可能です)

 

料金・期間 実施内容
月額費用:8500円(期間は3カ月前後)

 

 

・初回評価+観察分析

・実施後再評価(2回目)

・最終評価(3回目)

観察分析を元に、個人特性に合った実施方法をご提案させていただきます。

3カ月間は利用相談もお気軽にご連絡ください。

 

触読学習の性質として、個人の読み書き特性と合う場合は、変化が早く表れる事が上げられます。しかし介入後の読み書き機能の変化は自己知覚が難しく、特性との相性や効果検証において定期的な評価が大切となります。しっかりとした評価分析と指導の下で、ご家庭での触るグリフが実施できるようにサポートさせていただきます。

 

指導プログラムの流れ

 

 

触るグリフを2日~3日に1回のペースで進めた場合、2カ月~3カ月で標準版・小学一年生版のシートが全て終わる事になります。この期間において定期評価と指導でご家庭での実施をサポートさせていただきます。

実施前(初回)の評価分析では、現状の読み書きレベルと状態を記録します。読み書き特性に併せた実施方法の提案もさせていただきます。

2回目(実施10回後)の評価分析では、実施前から比べた読み書き課題の成績変化などを調べます(ここである程度は触読学習との相性が分かるかと思います)。

最終評価・分析では30回の触るグリフ実施を通して、どのように読み書き機能が変化したのかを調べます。効果がある場合は、学校の勉強や日常生活に対して、今後の勉強法や、どのように汎化していくかも説明させていただきます。

※宮崎言語療法室(京都)で実施される方は、STRAW-Rなど標準化された読み書き機能検査を利用して評価分析をさせていただきます。※研究協力をご依頼する事があります。

 

個別指導の申し込み方法

 

触るグリフご購入時に【備考欄】に「個別指導を希望する」とご記載いただければと思います。折り返しお電話かメールで日程調整させていただきます。備考欄に記載されない場合は、以下の電話番号にお電話ください。よろしくお願いします。

 

空き状況の確認・予約ページ

指導プログラムの実施は、主に土曜日、祝日の「全日」と、平日は月、火、水曜日の「15時~18時」で対応しています。触るグリフご購入から製品到着後に「空き状況」をご確認の上でご予約ください。お支払いはペイパルの定期購読(3カ月間)のボタンを押してください。

 

お支払いについて

 

・オンライン(Zoom)の方

お申込み後に決済メールが届きますので、ペイパルの定期購読(3カ月)ボタンをクリックして決済してください。1カ月に1回の支払いとなります(3カ月間で終了します)

 

・対面(京都)の方

当日現金(8500円)の持参をよろしくおねがいします。

 

触るグリフが続けられなかったり、期待した効果が見られそうにないなどの場合は指導プログラムは途中中断できます(実施回数分のみの支払になります)。遠慮なくご連絡ください。

 

宮﨑言語療法室(京都)

 

宮﨑言語療法室では、発達性読み書き障害(ディスレクシア・ディスグラフィア)の相談・検査・指導プログラムを行っています。日本ではディスレクシアに対応した専門機関が少なく、特に脳の可塑性が高い段階での専門的なTrainingを実施する場所が少ないのが実状です。

読み書きの苦手さは、生まれ持った脳の特性の影響が大きい一方で、完全に変化しない固定的なモノでもありません。個人差はありますが適切な時期な介入指導する事により、一定の機能改善と負担軽減が見込めると考えられています。

 

 

当言語療法室では、全国的に珍しい「触知覚学習」を中心とした介入指導を行っています。触知覚の利点として、手で触れる「字形の記憶」を介して、視覚や聴覚、手で書く運動記憶など多感覚の情報を「繋ぐ」性質があげられます。

文字の「読み書き」が、脳の様々な領域を組み合わせる統合処理であるからこそ、触知覚を中心とした多感覚学習プログラムは、個別特性を持つディスレクシアの問題に対して、幅広く対応できると考えています。

触知覚を利用した古くて新しい学習が、読み書きで悩む児童・大人の方のお役に立てれば嬉しい限りです。

 

言語聴覚士 宮﨑圭佑

 

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